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研究のために明らかにされた、女性が経験したホロコースト

ラーフェンスブリュックの生存者が自ら語る恐怖

ラーフェンスブリュック強制収容所はホロコースト最大の女性収容所でしたが、第二次世界大戦後はほとんど忘れ去られていました。しかし、専門家が厳選した一次資料により、ほかの資料では得ることが難しい情報を閲覧することが可能になりました。生存者が語るインパクトのある証言ビデオと過去の新聞記事の組み合わせで、ジャーナリズムが描く様々な場面に個人的な経験が重なり、研究者は体験者の立場に立ったリサーチを進めることができるようになったのです。

ジュディス・ベッカー達は、ラーフェンスブリュックで地獄のような一夜を過ごした後、別の場所に移送されました。Visual History Archiveに収録された証言の中で、彼女は倉庫のような場所に大勢の女性が詰め込まれ、全員が立つのに十分な隙間がないほどだったことを思い出しています。ベッカーたちは順番に頭上に人を持ち上げなければならなかったと述べており、また、新鮮な空気が不足していたため人々は息が苦しくなっていました。飲み物や食べ物はもちろんあるはずがありません。

また、オルガ・アスターたちは列車から降ろされてラーフェンスブリュックまでの長い道のりを歩かされました。骨と皮ばかりに痩せた人々で一杯の地獄のような場所にたどり着き、そこに長い間収容されたと言います。彼女は「私は絶対にあんなふうにはならない、と自分に言い聞かせた。」と証言の中で語っています。彼女また、他の2人の女性と一緒にひとつの狭いわら布団に寝かされ、毎日午前2時か3時に起きると収容所の建物の外に出て人数を数えられました。アスターの記憶によると、全部で8万6,000人の女性が収容されており、毎日2回人数を数えられ、数が合わないと最初からまた数えられたと言います。女性たちは毎朝、前の晩に死んだ者を外に運び出さなければなりませんでした。死体も数えられる必要があったからです。

「私たちは、生きている者たちが死者を羨むような環境で生きていました」 – オルガ・アスター

アスターの記憶では、「選ばれた」収容者が毎週、病気や虚弱や衰弱のために働けないという理由で殺されました。その数は、収容所に新たに到着した人数と同じだったと言います。彼女はアウシュビッツから移送されてきた女性の一群がラーフェンスブリュックの惨状に恐れおののき、空腹であるにもかかわらず収容者にあてがわれている「水っぽいスープを飲みたがらなかった」ことを記憶していました。

収容者にはごくわずかな食べ物しか与えられず、アスターは収容所から解放されて何十年経っても悪夢を見続けました。1枚のパンが自分の胸の上に置かれているのに、夢の中の彼女の腕は切断されており、パンを口に運ぶことができないという夢です。

収容所の建物の中で彼女のグループは隔離されていたとアスターは言います。そのため、収容所の他のエリアで何が起きているのか全く知りませんでした。同様に収容所の外部でも、収容所の中で何が起きているのか知ることはありませんでした。1942年の夏、ナチスの医師が86人の収容者を対象に本人の合意もなしに医学的な人体実験を開始します。この86人は大半がポーランド人の政治犯で、虐待者たちから「lapin」(ウサギ)と呼ばれていました。

74人のポーランド人被験者のうち、5人はこの実験で死亡し、4人は実験で受けた傷が治らずに殺されました。残りは収容者仲間が介抱して何とか生き延びましたが、生涯にわたる身体的障害が残りました。1946年に行われた医者裁判では、4人の生存者がナチスの医師に対して証言を残しています。

医者の裁判

1946年10月26日のLos Angeles Times紙は「人体実験の罪で、23人のナチ党員が裁判を受ける」と報じました。「第三帝国で最も著名な内科医と外科医」の一部が「強制収容所に収容された数千人もの人々を、不合理かつ拷問のような実験で殺害した」罪で告発されたためです。

これらの医師の中にはHerta Oberhauserも含まれていました。彼女は被告の中で唯一の女性で、ラーフェンスブリュックの主任内科医を務めていました。ラーフェンスブリュックでは「戦場で負う傷を収容者に再現し、ガラス片、木片、ガス壊疽菌、破傷風菌を傷に埋め込む」実験が行われていました。

1946年11月30日のLos Angeles Times紙は「ラーフェンスブリュック強制収容所所員の裁判が始まり、24人の勇気ある女性が12月5日に(ハンブルグで)自分たちを虐待した人間たちと対面する」と報じ、この出来事の重要性を次のように説明しています。

証人となる女性たちは、戦時中にラーフェンスブリュックの地獄を経験した15万人の女性の中にいた連合国人、オーストリア人、ドイツ人の女性である。「おそらく史上最大規模の女性強制収容所」と正式に認められたラーフェンスブリュックでは、毒ガスによる大量虐殺が行われ、当局によると5,000人の女性がガス室で殺害されたほか、収容者の女性に対して残酷な人体実験や言語に絶するような多くの拷問が加えられた。

1946年12月20日に2人の被害者が証言台に立って足の傷を見せると、同紙は女性が証言した恐ろしい内容を詳細に報じました。
厳しい裁判は1947年8月に結審し、23人の被告のうち7人が無罪、同じく7人が死刑判決を受け、残りは懲役10年から終身刑までの判決を受けました。Herta Oberhauserは懲役20年の判決を受けましたが、服役5年後に服役態度が良好なため釈放されています。

参考文献:
Helm, Sarah, Martin Richter, Annabel Zettel, and Michael Sailer. Ohne Haar und ohne Namen, edited by Sarah Helm, et al., Konrad Theiss Verlag GmbH, 2016. ProQuest Ebook Central.

Lanckoronska, Karolina. Michelangelo in Ravensbrück, edited by Karolina Lanckoronska, Da Capo Press, 2008. ProQuest Ebook Central.

Saidel, Rochelle G.. Jewish Women of Ravensbrück Concentration Camp, edited by Rochelle G. Saidel, University of Wisconsin Press, 2006. ProQuest Ebook Central.

リソース:
Visual History Archive
USC Shoah Foundation Institute for Visual HistoryのVisual History Archiveは、ホロコーストをはじめとする集団虐殺の生存者と目撃者が見聞した事実や体験などを語ったインタビュー動画を5万4,000件、約2時間にわたり収録したコレクションです。ProQuestはUSC Visual History Archiveとの協力のもと、すべての証言を記録に適したクオリティで活字化し、多くの人に提供できることを光栄に思います。Visual History Archiveの動画と詳細についてはこちらからご確認ください。

Los Angeles TimesProQuest Historical Newspapersに収録される新聞アーカイブコレクションです。
ProQuest Historical Newspapersは世界でも主要な新聞45紙以上の紙面イメージを創刊号から電子化する、新聞デジタルアーカイブの決定版です。数百年を遡って歴史を報道の観点から調べることが可能です。

これら全てのリソースについてのお問い合わせはこちらよりお気軽にご連絡ください。
1ヶ月間の無料トライアル、またご導入までのご相談も承っております。

 

ProQuestが蔵書コレクション管理における課題と展望についての調査を公開

冊子体と電子書籍コレクション構築に関する複雑な現状と図書館員とコンテンツアグリゲーターのコラボレーションに見る可能性を白書で示唆

【米国・カリフォルニア州・マウンテンビュー:2017年2月8日】ProQuestによる最新の白書「Obstacles and Opportunities: Ebooks, Print and the Impact of Choice on Libraries and the Users They Serve」(課題と可能性:電子書籍と冊子体書籍、その選択が図書館とその利用者に及ぼす影響)をダウンロードしてご覧いただけるようになりました。英国の高等教育向け書籍市場を対象に、英国の図書館員の意見とグローバルなデータに基づき、書籍コレクション管理の複雑さとコンテンツ種類の進化に伴う新たな可能性を明らかにしています。

英国の学術図書館員の間で行われた議論をきっかけにまとめられたこの白書は、ProQuestが開発した冊子体書籍と電子書籍をより効率的かつ柔軟に管理するソリューションについての考察を提供するものとなっています。また、書籍をめぐる現状とその複雑さについても言及しています。図書館員には、便利でアクセスしやすいために人気のある電子書籍と、持続的に需要のある冊子体書籍のバランスを取るという責務が課されていることがこの白書で浮き彫りとなりました。

となっています。一番重要なことは、この白書によって議論を促し、研究と学習を本当の意味でサポートするグローバルな書籍環境の構築という、我々すべてに共通する責任への関心が高まることです。」

「Obstacles and Opportunities: Ebooks, Print and the Impact of Choice on Libraries and the Users They Serve」(課題と可能性:電子書籍と冊子体書籍、その選択が図書館とその利用者に及ぼす影響)はこちらからダウンロードしてご覧いただけます(英語)。

ProQuestが図書館員および出版社と協力し、学術研究のニーズに応えるために開発されたソリューションについてはこちらをご覧ください。

ProQuestについて(http://www.proquest.com)
ProQuestは、質が高く信頼性の高い情報と人を結び付ける、学術情報ソリューションサービスを提供しています。ProQuestの商品は学位論文、政府刊行物や文化的出版物のアーカイブ、ニュース、歴史的コレクションや電子書籍を含む世界の知識のゲートウェイとして利用され、学術リサーチに欠かせないものとなっています。また、ProQuestの技術は利用者の学術検索における重要なポイント‐すなわち情報の発見、アクセス、共有、創造と管理に役立っています。

さらに、クラウドベースの技術は、ProQuest®、Alexander Street™、Bowker®、Dialog®、Ex Libris®、SIPX®などビジネスユニットを超えて、図書館員、学生、研究者など学術情報に関わる人々にフレキシブルなソリューションを提供します。また、引用管理プラットフォームRefWorks®、研究支援情報ツールPivot™や、Ebook Central®、Ebrary®、EBL™、MyiLibrary®といった電子書籍プラットフォームなど、業界でも画期的なリサーチツールの開発も行っています。ProQuestは米国ミシガン州アナーバーに本社を置き、世界各国にオフィスを有するグローバル企業です。

黒人の日常の歴史を研究する

米国の黒人新聞から毎日記事をハイライトして公開するBlack Quotidianというデジタルプロジェクトがあります。黒人史の研究に重要とされるAtlanta Daily World, Baltimore Afro-American, Chicago Defender, and Philadelphia Tribuneなどから選ばれて公開される記事は極めて日常的でありふれたものばかりですが、新しい発見も多い、とプロジェクトを開始したUniversity of Arizonaで歴史学の教鞭を執るMatt Delmont教授は語ります。今回はBlack Quotidianについて、またこのプロジェクトと歴史新聞をもちいた歴史研究の意味について教授にインタビューしました。


Matt Delmont教授が語るデジタルメディア・プロジェクト「Black Quotidian」と歴史の持つ「込み入った」性質

2016年1月、University of Arizonaで歴史学の教鞭を執るMatt Delmont教授は、アフリカ系アメリカ人の歴史の中の日常風景と日常生活を明らかにするBlack Quotidianを立ち上げました。このウェブサイトはAtlanta Daily World、Baltimore Afro-American、Chicago Defender、Philadelphia Tribuneといった黒人新聞に掲載された過去の記事を取り上げています。

「これらの新聞[ProQuest Black Historical Newspaperコレクションの一部としてデジタル化されている]は20世紀の黒人の歴史と文化を理解するうえで、極めて重要な情報源です。「歴史の中の日常的で平凡な部分に焦点を当てることで、教科書やドキュメンタリー、また黒人歴史月間のイベントでは通常取り上げられることのない人々や出来事が注目され、黒人史の良く知られたテーマに新たな光を当てることができればと考えています。」とDelmont教授は語っています。

Black Quotidianのサイトでは1年間にわたって、毎日、過去の同じ日の新聞に掲載された記事を最低ひとつ取り上げ、短いコメントを付けて公開しました。

研究と教育に新たな視点をもたらすBlack Quotidian

「研究者として自分の研究対象を知り、そこだけに焦点を絞ることは当然のことです。」教授は語ります。「しかし、そこには欠点もあり、その周辺部分、すなわち自分の研究範囲外の人々や出来事を完全に見逃してしまうのです。」

これまでに3冊の本(「Why Busing Failed: Race, Media, and the National Resistance to School Desegregation」(University of California Press, 2016)、「Making Roots: A Nation Captivated」(University of California Press, 2016)、「The Nicest Kids in Town: American Bandstand, Rock ‘n’ Roll, and the Struggle for Civil Rights in Philadelphia」(University of California Press, 2012))を執筆した教授は、研究過程においては極めて高い精度でコンテンツを検索できることが必要不可欠であることを知っています。

ただし、特定のテーマだけに完全に没入していると、偶然の発見に出会えるような経験はあまり望めません。しかし、Black Quotidianのようなプロジェクトにはそれがあります。教授はBlack Quotidianに取り組むなかで、ほんの少しいつもと違うことをするだけで手に入る新たな研究方法に気づいたのです。

「ProQuest Black Historical Newspaperは、まずキーワード検索するのが普通ですが、そうではなく日付によってデータベースを検索してみると、さまざまな方向に研究が進んでいきます。」

このさまざまな方向性が「多くの驚き」をもたらしたと教授は話します。「毎日、非常に興味深いことが何かしら見つかりました。予想もしなかった世界的な出来事についての解釈や知らなかった地域のニュース記事が新聞の一面、広告、編集長への手紙、ソーシャルダンスや地元スポーツチームなどの地域ニュース面から見つかるのです。歴史を専門としているにもかかわらず、私の知らないことがたくさんありました。」

枠にはまらないこの研究方法は、教室で歴史を学ぶ学生の関心を高めたり、冒険的な感覚を教えたりするのにも役立つことが分かりました。

「歴史とは込み入った性質のものであるということを、大学生が理解するのははなかなか難しいことだと思います。」と教授は語ります。

しかしBlack QuotidianとProQuest Black Historical Newspaperを授業で活用することで、歴史とは決まった日付と出来事がすべての静態的な科目だと思っている学生の認識が変わりました。。過去の新聞を調べることにより、歴史とは研究で発見したことを共有して意見交換できる、躍動的な継続的対話だという感覚を養うことができたのです。

「歴史の中で道に迷い、一から新しい考えを積み上げてもよいのだということを学生に知ってほしいのです」と教授はつけ加えました。「教科書にはあるテーマについて知っておくべきすべての情報が書かれていると考えるのではなく、一年生にも新たな視点を生み出すことができると感じてほしいのです。」

進化する黒人史研究

2016年2月にDelmont教授がProQuestのブログでBlack Quotidianを紹介した際、アフリカ系アメリカ人の歴史と文化の研究に生涯を捧げた歴史学者Carter G.Woodsonについて少し触れました。Woodsonの努力により、1926年に黒人歴史週間が初めて実施されています。

このイベントは1976年に公式に黒人歴史月間となりました。

最近の会話の中で、Delmont教授は2008年にSam WineburgとChauncey Monte-Sanoが書いた論文(「Famous Americans: The Changing Pantheon of American Heroes」ProQuest Centralに収録済み)に言及し、米国史上の重要人物に対する学生の理解と認識に黒人歴史月間がどのような影響を及ぼしたかを示しました。この論文は、大統領と大統領夫人を除いて最も有名な米国人10人の名前を挙げるよう高校生に対して質問した調査の結果が書かれています。

教師と校長の予想では、生徒の回答の大半がヒップポップ・アーティストなどポップカルチャーの有名人や有名スポーツ選手などのセレブだろうと思われました。ところがふたを開けてみると、多くの生徒がそうした人物たちの名前を挙げたのは事実ですが、最も多かったのは歴史上の人物で、しかも上位3人はアフリカ系アメリカ人でした。生徒が回答した最も有名なアメリカ人は、Martin Luther King Jr.、Rosa Parks、Harriet Tubmanだったのです。

このような調査結果から、私達はDelmont教授に黒人歴史月間はまだ必要かと問いかけました。もう既に黒人史は米国史の一部になったのではないでしょうか?

「何世代にもわたり、黒人史の中で注目されてきたのはMartin Luther King Jr.やRosa Parksといった偉人達でした」と教授は指摘しました。「今や学生にとって黒人史研究とはそれほど有名ではないけれども米国史に大きく貢献した人物、例えばJohn LewisやShirley Chisholmといった次のレベルの人物を知る機会になっています。そして、黒人史も次のレベルの人物に焦点を当て、地域のアフリカ系アメリカ人の歴史に着目していかなければなりません。」

「歴史の主流から外れた人々は見落とされがちです」と教授は続けました。教授によると、黒人歴史月間と黒人史研究はアフリカ系アメリカ人の歴史の多様な側面と、今まで見過ごされてきた歴史に注目するために必要であり、それがあってこそ「これらの歴史を結び付けて大きな全体像を作る」ことができるのだと言います。

このように、これらの歴史がすべて一緒になったときに初めて米国史という国の歴史ができあがるのです。

「歴史とは過去に起こった大事件を並べたものではありません」と教授はつけ加えました。「歴史とは権力に関連することが多く、また誰がその話を語っているかです。歴史は込み入っていて、同時にいくつもの話が展開しています。それぞれの人の持つ背景や経験によって、歴史との関係は違ったものになるため、私は教室では常に共感が持てるような雰囲気づくりに努めています。そうすることで学生たちは一緒に過去を発見する旅に出ることができるからです。そして、居心地悪く感じることにも出会うのです。」

それでいいのだとDelmont教授は断言します。学生たちが常に同じ意見だとは思っていないし、相手を尊重し、証拠に基づいたものである限り、会話や討論を奨励しているそうです。そして、そういった証拠として、Black Historical Newspaperのような一次資料は非常に重要なのです。

Black Quotidianの次は?

教授はBlack Quotidianを本にする予定はなく、そもそも本にするつもりで作ったのではないということでした。これまでとは異なる、デジタル出版物とは、新しい歴史との関わりを生み出していくものでしょうと述べたうえで、

「学生たちが歴史の中で道に迷い、自分で道を探せるような、圧倒的な内容を持つ資料集であってほしい」と説明しています。

大半の学術論文や歴史書籍は、初めと終わりが明確に決められた直線的な方法で歴史学にアプローチしていますが、Delmont教授はBlack Quotidianを読者がどこからでも入り込めて、そこから元に戻ったり先に進んだり、資料を通じて横方向に進んだり、自分で情報をつなぎ合わせてまとめあげ、歴史に新たな視点を加えたくなるものにしたいと考えています。

歴史を学ぶ学生がこのように没入できる環境を整えるために、教授はすでに始めたことを継続的に改善していこうと計画しています。この1年間でDelmont教授とゲスト寄稿者が掲載した記事は365本に及んでおり、これらがこのアーカイブの基盤となりますが、教授はこれらの記事から明らかになったいくつかのテーマを小論の形でさらに掘り下げています。特に、1930年代と1940年代における女性のスポーツなどのテーマを掘り下げたいと考えており、また新聞の社会面や人物紹介欄で取り上げられた人々に注目しています。

一方、Delmont教授はBlack Quotidianが別の目的、すなわち「学者が終身在職権を得るための出版物として認められる、正式なデジタルプロジェクトを作れる可能性を示す方法として」も役立つと語っています。「学者の世界は今、奇妙な状況になっていて、終身在職権を目指す学者はデジタルプロジェクトを奨励されているのに、それがキャリアアップのための実績として評価されていないのです。」

Black Quotidianは、デジタル時代に学者がキャリアアップするための出版方法として新たな考え方を示すだけでなく、デジタル時代の研究の新たな考え方を示し、新聞などの一次資料が歴史の発見に役立つ貴重な資料であることを新しい形で示すものでもあるのです。

ProQuestでは米国史・黒人史研究に最適なリソース、ProQuest Historical Newspapers and Black Historical Newspapersの詳細な情報やトライアルのご要望を承っています。お気軽にご連絡ください。

プロクエストではご提供するサービスのご紹介や新製品リリース情報、またイベントなどをお知らせするニュースレター配信も行っております。是非ご登録ください。

6月のProQuest中国語オンライン講習会のお知らせ

ProQuestデータベースの中国語オンライン講習会6月スケジュールのご案内です。
ProQuest中国支社の利用講習会担当のスタッフが講師を務めるオンライン講習会です。ProQuestの様々な学術データベースの利用方法を中国語でマスターできる良い機会です。中国人留学生に広くお勧めください。(日本時間での開催時刻を追加し、さらに見やすくしました。)


2017年6月 ProQuest网络课堂

为了使贵校读者能够更好的利用外文电子资源,进一步提高贵校电子资源的使用率,ProQuest推出了“ProQuest网络课堂“。每场培训均为网络实时进行,无IP限制,无需注册。期间可针对ProQuest产品提出问题并与ProQuest培训师及其他用户进行实时交流。
请注意:为了保障培训质量,每场培训仅提供19个参与名额,培训机会先到先得,以登录时间先后为准。首次登陆可能需要较长时间(建议提前10分钟登陆)来测试及进行初始化配置。读者需要扬声设备如耳机或音箱来接收培训音频。注:请使用IE或360浏览器等进行登陆,部分火狐或Chrome用户会遇到插件无法安装情况。

2017年6月网络培训课程安排如下(或关注ProQuest LibGuides):

参加方法:请于每场培训开始前点击登陆链接:http://webmeet.263.net/ 并输入您的姓名及参会人密码:85445556

因本月培训师现场培训任务较多,有可能出现临时课程调整。如带来不便深表歉意

序号 日期 北京时间 日韩时间 澳洲时间 讲座主题 主要涉及产品
1 2017/6/2 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 高效利用APA美国心理学会权威信息资源 PsycARTICLES  & PsycINFO
2 2017/6/5 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球商业文献 ABI/INFORM Collection
3 2017/6/6 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ebc高效检索和利用电子书文献 EBC
4 2017/6/8 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索知名高校学位论文 PQDT博硕士论文文摘库
5 2017/6/9 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ebrary高效检索和利用电子书文献    ebrary
6 2017/6/12 11:30-12:00 12:30-13:30< 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球农业、生物学文献 ProQuest农业生物全文库
7 2017/6/13 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球表演学文献 ProQuest音乐表演类数据库
8 2017/6/14 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球医学文献 ProQuest医学数据库
9 2017/6/15 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球商业文献 ABI/INFORM Collection
10 2017/6/16 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ebc高效检索和利用电子书文献   EBC
11 2017/6/19 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索知名高校学位论文 PQDT博硕士论文文摘库
12 2017/6/20 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用ProQuest平台高效检索全球全面的教育心理学期刊 ProQuest Psychology Database  & ProQuest Education Database
13 2017/6/21 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用LION获取英语文学作品、文学批评与参考、教研资料等 Literature Online英语文学在线
14 2017/6/22 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用EEBO检索1473年 – 1700间英文书及文献 Early English Books Online 早期英文图书
15 2017/6/23 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用剑桥科学文摘高效检索全球科技信息 剑桥科学文摘(原CSA)
16 2017/6/26 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ebrary高效检索和利用电子书文献 ebrary
17 2017/6/27 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用ProQuest平台高效检索各领域学术期刊 ProQuest Research Library
18 2017/6/28 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用DNSA获取美国对其他国家外交、军事政策的第一手资料 Digital National Security Archive 解密后的美国国家安全档案
19 2017/6/28 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用ProQuest平台高效检索全球历史与政治文献 ProQuest History Vault历史档案资料专题数据库
20 2017/6/29 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用PAO获取经典期刊的早期文献
Periodicals Archive Online
Periodicals Archive Online
人文社科回溯期刊数据库
21 2017/6/30 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用Safari检索最新的IT行业电子书 Safari 电子书

读者对培训课程有任何建议或培训当中遇到任何技术问题,可发邮件至:Chris.Guo@proquest.com jim.wang@proquest.com 进行咨询。

ProQuestプラットフォームおけるHTTPSアクセスへの切り替えのご案内

お客様各位

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より弊社商品をご愛顧賜りまして厚く御礼申し上げます。

さて、この度弊社では、ProQuestプラットフォームデータベースのアクセスをHTTPからHTTPSに変更することとなりました。これは、HTTPSの導入により、暗号化したより安全性の高いセキュリティのもと、お客様に安心して弊社のサービスをご利用いただける環境をご提供することが目的です。これに伴い、今後全ての新しいProQuestのシステムはHTTPS対応となります。つきましては、以下の通りお客様のご利用環境の設定変更をお願い申し上げます。

対象プラットフォーム:ProQuestプラットフォーム

HTTPS切り替え実施日:2017年6月30日(金)
(※現在、HTTPとHTTPS両方のアクセスが可能ですが、この日以降HTTPによるアクセスはご利用いただけなくなります。)

お客様にご確認いただく設定項目

プロキシ設定
– 推奨バージョン:EZProxy 5.7.44以上
– 設定にはSSL Configurationが必要になります。設定方法の詳細はEZProxy websiteをご参照ください。

図書館のアクセス認証にEZProxyをご利用の場合
– HTTPSを認識させるためConfiguration fileの調整をお願いいたします。
– 現在EZProxyをご利用の図書館様で、HTTPS対応プラットフォームと製品により生じる影響、またはHTTPSへのコンフィギュレーションについてガイダンスが必要な場合は、OCLCまでお問い合わせください。

ProQuestプラットフォームデータベースのアクセスURLアップデート
– 現在ProQuestプラットフォームでご契約いただいているデータベースのアクセスURLの始まり、“http”の部分を“https”に変更し、アップデートしてください。
– データベースごとのログインURLをご利用のお客様は、ProQuestデータベースの管理者画面でHTTPSに対応した新しいログインURLを作成のうえ、リンクの貼り替えをお願いいたします。(管理者画面ユーザーガイドでログインURL作成方法をご案内しております。)

なお、HTTPS切り替え対象となるデータベース、ならびに切り替え時期につきましては別紙をご確認下さい。また、この度のHTTPS切り替えについてのご案内はSupport Centerでも公開しております。ご質問につきましてはSupport Centerよりお問い合わせ下さいますようお願いいたします。

今後ともProQuestデータベースに愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

6月と7月のオンライン講習会のお知らせ

お客様各位

平素より弊社サービスをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

2017年度がはじまりました。お客様におかれましても、オリエンテーション等でお忙しいことと存じます。

さて、昨年度からはじめた弊社のオンライン製品講習会でございますが、本年度も引き続き開催してまいります。

世界中のビジネススクールで利用されているABI/INFORMと、研究機関だけでなく、医療機関にもご契約いただいているHealth & Medical Collectionの2つのデータベースの講座を新たに追加いたしました。(ABI/INFORMとHealth & Medical CollectionはProQuest Centralをご契約のお客様もご利用いただくことが可能です。)

また、オンライン講習会につきましては、先日ブログ記事『企業のバーチャル会議を図書館のオンライン講習会で体験してみませんか?』を僭越ながら掲載いたしました。こちらもよろしければご参照ください。

図書館スタッフの方々だけでなく、利用者の方々にもご案内いただけますと幸いでございます。

日時:

6月12日(月)14:00 15:00
『ProQuestとデータベース検索の基礎』

6月12日(月)16:00 17:00
『RefWorksの使い方 – 基礎から実践まで』

6月12日(月)18:00 19:00
『ABI/INFORM Collectionの検索方法』

6月13日(火)16:00 16:45
『マイリサーチの活用方法』

6月13日(火)18:00 19:00
『Health & Medical Collectionの検索方法』

7月27日(木)14:00 15:00
『ProQuestとデータベース検索の基礎』

7月27日(木)16:00 17:00
『ABI/INFORM Collectionの検索方法』

7月27日(木)18:00 19:00
『RefWorksの使い方 – 基礎から実践まで』

7月28日(金)14:00 14:45
『マイリサーチの活用方法』

7月28日(金)16:00 17:00
『Health & Medical Collectionの検索方法』

※内容により開催時間が異なりますのでご注意ください。

内容: 6月12日(月)14:00 ~ 15:00 &7月27日(木)14:00 ~ 15:00
『ProQuestとデータベース検索の基礎』

1.      データベースとは?
2.      データベースを使用する理由
3.      ProQuestを使用する理由
4.      基本検索と結果の絞り込み方法
5.      ブーリアン演算子の使い方
6.      完全一致検索
7.      OR検索
8.      AND検索
9.      NOT検索

10.   詳細検索
11.   テキスト検索と科目検索の違い
12.   シソーラスの使い方

6月13日(火)16:00 ~ 16:45 &7月28日(金)14:00 ~ 14:45
『マイリサーチの活用方法

1.      検索の方法のおさらい
2.      詳細検索
3.      シソーラスの使い方

4.      マイリサーチの使い方
5.      アカウントの作成
6.      検索式の保存
7.      アラートの設定

6月12日(月)16:00 ~ 17:00 &7月27日(木)18:00 ~ 19:00
『RefWorksの使い方 – 基礎から実践まで』

1.      RefWorks とは
2.      データを取り込む
3.      取り込んだデータを編集する
4.      参考文献リストを作成する
5.      Microsoft WordでRefWorksを使う

6月12日(月)18:00 ~ 19:00 &7月27日(木)16:00 ~ 17:00
『ABI/INFORM Collectionの検索方法』

1.      ABI/INFORM とは
2.      プラットフォーム検索とデータベース検索の違い3.      プラットフォームで横断検索

  • 基本検索
  • 詳細検索

4.      ABI/INFORMで検索

  • シソーラスと統制語(ABI特有の分類で検索)
  • 特定の雑誌を検索

5.      参考文献リストを作成する

6月13日(火)18:00 ~ 19:00 &7月28日(金)16:00 ~ 17:00
『Health & Medical Collectionの検索方法』

1.      Health & Medical Collection とは
2.      プラットフォーム検索とデータベース検索の違
3.      プラットフォームで横断検索

  • 基本検索
  • 詳細検索

4.      Health & Medical Collectionで検索

  • シソーラスと統制語(Health & Medical Collection特有の分類で検索)
  • 特定の雑誌を検索

5.      参考文献リストを作成する

参加費用:

      無     料

登録方法:

以下のリンクよりご登録ください。

6月12日(月)14:00 15:00
『ProQuestとデータベース検索の基礎』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

6月12日(月)16:00 17:00
『RefWorksの使い方 – 基礎から実践まで』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

6月12日(月)18:00 19:00
『ABI/INFORM Collectionの検索方法』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

6月13日(火)16:00 16:45
『マイリサーチの活用方法』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

6月13日(火)18:00 19:00
『Health & Medical Collectionの検索方法』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

7月27日(木)14:00 15:00
『ProQuestとデータベース検索の基礎』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

7月27日(木)16:00 17:00
『ABI/INFORM Collectionの検索方法』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

7月27日(木)18:00 19:00
『RefWorksの使い方 – 基礎から実践まで』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

7月28日(金)14:00 15:00
『マイリサーチの活用方法』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

7月28日(金)16:00 17:00
『Health & Medical Collectionの検索方法』
にご参加の方はこちらのリンクよりご登録ください。

(前日までにご登録ください。)

参加方法 & 注意点:

プロクエストのオンライン講習会は、インターネットで提供するサービスでございます。従いまして、ご所属機関外からもご参加いただくことが可能です。

また、オンライン講習会の音声には、ミーティングルームにログイン後、画面より別途音声接続をしていただく必要がございます。YouTubeなどの動画とは異なりますのでご注意ください。

当日の参加手順については、添付資料『ProQuestオンライン講習会-ログイン方法』をご参照ください。

参考:

弊社が海外で実施したオンライン講習会(英語)で録画したものを、事前にご確認いただくことが可能です。

こちらのリンクから『再生』をクリックしてください。

参加費用は無料でございます。どうぞお気軽にご参加ください。
尚、製品講習会についてのお問い合わせは、担当の小林(shun.kobayashi@proquest.com)までご連絡ください。お客様の最適な開催時間や、追加をご希望の対象製品など、ご意見も是非お送りください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

プロクエスト日本支社
クライアント&コンサルティングパートナー
小林

図書館で学ぼう!仕事に役立つ情報リテラシー:第2回

第2回:企業のバーチャル会議を図書館のオンライン講習会で体験してみませんか?

事業が複数の国で展開されている企業では、働いている場所とは異なる国の人と協業することが少なくありません。そのような職場環境は一昔前まで、一部の大手多国籍企業のものでした。しかしながら、ものやサービスの構成要素が世界中から調達される世界規模のサプライチェーンがあたりまえとなった今日では、それを支える数多くの企業においても、海外の人たちと仕事をする機会が益々増えてきています。

そのようなグローバルな職場環境では、複数の国の人たちを比較的低コストでつないで会議をおこなうために、バーチャル(仮想)会議室が使用されています。効率的で効果的な会議の運営は、参加者が同じ場所にいる状況でも難しいものですが、オンラインでこれを行うのは、主催者と参加者双方にとっても容易ではありません。特に最初はオンライン会議のアプリケーションの使い方や、その環境そのものに慣れることに誰しも苦労をするものです。

さて、どうしてこのような企業のバーチャル会議が図書館と関連するかと申しますと、図書館にデータベースやソフトウェアサービスを販売し、学生や研究者の方々にご利用いただいているプロクエスト社のような企業では、それら製品の利用方法をオンライン講習会というサービスでご案内をしています。

プロクエスト社では、このオンライン講習会のツールとしてシスコシステムズ社(Cisco Systems, Inc.)が提供するWebExというバーチャル会議アプリケーションを使用しています。このツールは世界中の多くの企業が社内のオンライン会議システムとして採用しており、弊社でもお客様向けのオンラインセミナー・製品講習会だけでなく、社内の会議で利用しています。

オンライン講習会はネットワーク環境や開催時のインターネットの接続状況、参加者の使用するパソコンとブラウザの仕様などにより、音声が途切れたり、画像が適切に表示されないなど、トラブルが生じることがあります。その意味では、図書館の会議室やパソコンルームなどで開催される従来の訪問形式の講習会と比べて、オンライン講習会はサービスの質が劣ると言えます。しかしながら、学生の方々が企業で勤めはじめ、バーチャル会議に参加するようになると、接続が切れて会議から強制退出させられたり、画像がフリーズ(固まったり)することなどは、頻繁に起こります(最近は関連企業の努力とネットワークにおけるインフラ環境が整い、以前ほどこのようなことは少なくなりました)。企業で働きはじめてからそのようなトラブルを体験してあたふたするよりも、学生のときから同様の体験をして将来に備えることは、大変価値のあることではないでしょうか?

私も以前勤めていた会社でオンライン講習会をはじめたとき、また、社内のバーチャル会議を主催したときは、大変緊張しました。そしてトラブルが起きた際、私の対応が悪く、お客様にご迷惑をおかけしたことも、同僚の前で恥をかいたこともありました。しかし、当初は苦手としていたものも、ありがたいことに回数をこなすことで慣れてくるものであります。この「何事も慣れが重要である」という観点から、学生の方々には是非早いうちからこのようなオンラインツールに慣れていただくことをお勧めします。

加えて、オンライン化が進んでいるのは会議だけではありません。企業における研修も、実地で開催されるものはコストが高いため、昨今は動画やオンライン講座の形式のものが急速に普及しつつあります。私は個人的に実地形式の研修を好みますが、それを受ける機会はこれまで勤めた企業では少なく、多くの研修がオンライン形式のものでした。

前回のブログ『情報リテラシーこそ、今の企業が求めるスキル』にて、図書館で学べる情報リテラシーは、学び方を学ぶことだと申しましたが、動画やバーチャル環境を利用した学びは、企業だけでなく、社会のあらゆる場面において、これからますます盛んになることと思われます。社会人としてスキルを高めるという観点からも、オンラインでの学習に学生時代から慣れておくことが、将来、学生の方々には役に立つことと思います。

学生の皆様には、是非大学図書館ホームページ内のデータベースとソフトウェア一覧を見ていただき、ご自身の分野で利用するものを見つけてください(何を使えば良いか分からない場合は、『リファレンスカウンター』に行くなどして、図書館員の方にお尋ねください)。そして、それらの提供元企業のオンライン講習会のサービスを確認することをお勧めします。大学が契約しているものであれば、それらオンライン講習会の多くに無料で参加することができます。

私が講師を勤めるプロクエスト社のオンライン講習会も、こちらの日程で予定をしております。弊社の製品の使い方を学びたい方だけでなく、社会人になる準備として、バーチャル会議を体験してみたい方も、どうぞお気軽にご参加ください。

プロクエスト日本支社
トレーニング&コンサルティング・パートナー
小林 隼

図書館で学ぼう!仕事に役立つ情報リテラシー : 第1回

第1回:情報リテラシーこそ、今の企業が求めるスキル

図書館について学んだり、また、図書館が提供している様々なサービスを利用することにより身に付けることのできる情報リテラシーが、大学を卒業した後、仕事でいかに役立つかをテーマに、プロクエスト日本支社のトレーニング&コンサルティングパートナー、小林隼がブログをはじめました。


みなさん、こんにちは。プロクエスト日本支社の小林 隼(こばやし しゅん)です。前回は連載開始にあたり、第0回として、自己紹介とここでブログを書こうと考えた理由をお伝えしました。第1回となる今回は、私にとって大変印象的で重要な引用をいくつか皆様にご紹介したいと思います。

「情報リテラシー」とは何か?その定義は今でも議論されており、進化を続けています。一般的にはパソコンなどのITツールを使いこなすスキルと考えられていますが、学術的には情報の本質に関わる普遍的なスキルとして広く認識されています。以下のものは図書館と図書館情報学において、最もよく引用されるものの一つです:

情報リテラシーを身に付けるためには、人は情報を必要とするときにそのことを自覚し、必要な情報のある場所を特定し、その内容を評価し、そして効果的に利用できるようにならなければならない。[……]

究極的には、情報リテラシーを身に付けた人々(information literate people)とは、学び方を学んだ人々のことである。そのような人々はどのように学ぶかを知っている。なぜなら、知識をどのように整理し、情報をどのように探し、他者にも理解できるようなかたちで情報を利用する方法を知っているからである。そうした人々は、生涯にわたる学びの準備ができている。なぜなら、どのような課題の解決や意思決定をせまられても、いつもそのために必要な情報を見つけることができるからである。

Presidential Committee on Information Literacy: Final Report published in January 10th 1989

この引用はアメリカ合衆国大統領が招集した特別委員会により1989年に提出された最終報告書のものです。英語の原文をこの記事の最後に掲載いたしますので、興味のある方はそちらも読んでみてください。

この引用文でご注目いただきたいのは、「学び方」と「生涯にわたる学び」=生涯教育です。そしてこれら2つのキーワードを、私はビジネスについて学ぶなかでも発見したのです。

ビジネススクールの価値とは、学び方を学ぶことにある。

ジェフ・イメルト ゼネラル・エリクトリック社 会長兼CEO
Jeffrey Immelt, GE (13:40)
Speech at The University of Virginia Darden School of Business

GE(ゼネラル・エレクトリック社)に勤める人のなかで、65歳でもまだ学ぶことができる人は私には価値がある。30歳で全てを知っていると思っている人は、私には価値はない。

ジェフ・イメルト ゼネラル・エリクトリック社 会長兼CEO
A conversation with Jeff Immelt (8:40)
Speech at Cornel University

上記は2つとも、ゼネラル・エレクトリック社の会長兼CEO(最高経営責任者)、ジェフ・イメルト氏の言葉です。そして、前掲の報告書における情報リテラシーに関する記述と、イメルト氏による引用の内容が同じであることには、極めて重要な意味があると考えています。繰り返しになりますが、私のブログの目的は、このビジネスと情報リテラシーの関連性を分かりやすく皆様に紹介することにあります。

ゼネラル・エレクトリック社:通称GEは、皆様もご存知、偉大な発明王トーマス・エジソンがはじめた、創業130年を超えるアメリカの老舗大手企業です。GEは「アメリカ人が最も尊敬する企業」といわれます。日本GEで働いていた方に個人的にお会いする機会があり、興味を持った私はGEについての勉強を数年前にはじめました。それからまもなくしてプロクエスト社に転職したのですが、プロクエスト社もアメリカの企業です。自分の勤める会社のことも含めて、アメリカという国とビジネスをより理解するためにもこの勉強を続けてきました。そして、今の仕事と関連する情報リテラシーについても学びはじめたころに、上記のイメルト氏のスピーチを聞き、ビジネスと情報リテラシーの関係性が密接なものであると、直感的に理解したのです。

私はイメルト氏の最初の引用には半分しか同意しません。別にビジネススクールに行かなくても、学び方を学ぶことはできるからです。アメリカの大統領委員会に提出されたレポートにあるように、情報リテラシーを学ぶ意義は、まさに学び方を学ぶことにあるのです。

大学では特定の分野についての知識を学びますが、その課程で身に付くより普遍的で生涯にわたり活用できるスキルとは、ものごとを学ぶ方法そのものなのです。そして私はこのブログの投稿を通じて、図書館について学び、活用することが、学び方=情報リテラシーをより効率よく且つ効果的に身に付けることができることを皆様に伝えていきたいと思います。

最後に、GEと並んでアメリカを代表する小売大手企業、ウォールマート社の創業者であるサム・ウォルトン氏の引用と、前掲の大統領委員会レポートによる記述を紹介して終わりたいと思います:

一度上手くいったことを単純に続けることはできない。なぜなら、あなたのまわりのすべてが常に変化しているからだ。

サム・ウォルトン ウォールマート社創業者
MAGRETTA, J. and STONE, N.D., 2013. What management is : how it works and why it’s everyone’s business. Profile Books. P.175 より引用

今日事実であることが、明日は時代遅れになることが頻繁に起こる。今日良いとされる仕事が、来年には廃れることもあるかもしれない。経済的自立と生活の質を保つためには、生涯にわたり学び続け、最新の知識を取り入れることが必要なのである。

Presidential Committee on Information Literacy: Final Report published in January 10th 1989

私も現代に働く一人として日々このことを感じているのですが、大学生の方々には、今からこのような意識のもとに、恐れず、積極的に学び方を学び、情報リテラシーを身に付けていただきたいと思います。

プロクエスト日本支社
トレーニング&コンサルティング・パートナー
小林 隼


引用原文:

“What is true today is often outdated tomorrow. A good job today may be obsolete next year. To promote economic independence and quality of existence, there is a lifelong need for being informed and up-to-date.”

“To be information literate, a person must be able to recognize when information is needed and have the ability to locate, evaluate, and use effectively the needed information. [……]

Ultimately, information literate people are those who have learned how to learn. They know how to learn because they know how knowledge is organized, how to find information, and how to use information in such a way that others can learn from them. They are people prepared for lifelong learning, because they can always find the information needed for any task or decision at hand.”

Presidential Committee on Information Literacy: Final Report published in January 10th 1989

“The value of business school is learning how to learn.”

Jeffrey Immelt, GE (13:40)
The University of Virginia Darden School of Business

“A 65-year old at GE who still can learn is valuable to me.  A 30-year old who thinks they know it all has no value to me.”

A conversation with Jeff Immelt (8:40)
Cornel University

“You can’t just keep doing what works one time, because everything around you is always changing.”

Sam Walton, Founder of Walmart
Quoted in MAGRETTA, J. and STONE, N.D., 2013. What management is : how it works and why it’s everyone’s business. Profile Books.

5月のProQuest中国語オンライン講習会のお知らせ

ProQuestデータベースの中国語オンライン講習会のご案内です。
ProQuest中国支社の利用講習会担当のスタッフが講師を務めるオンライン講習会を実施します。ProQuestの様々な学術データベースの利用方法を中国語でマスターできる良い機会です。中国人留学生に広くお勧めください。(日本時間での開催時刻を追加し、さらに見やすくしました。)


2017年5月 ProQuest网络课堂

为了使贵校读者能够更好的利用外文电子资源,进一步提高贵校电子资源的使用率,ProQuest推出了“ProQuest网络课堂“。每场培训均为网络实时进行,无IP限制,无需注册。期间可针对ProQuest产品提出问题并与ProQuest培训师及其他用户进行实时交流。
请注意:为了保障培训质量,每场培训仅提供19个参与名额,培训机会先到先得,以登录时间先后为准。首次登陆可能需要较长时间(建议提前10分钟登陆)来测试及进行初始化配置。读者需要扬声设备如耳机或音箱来接收培训音频。注:请使用IE或360浏览器等进行登陆,部分火狐或Chrome用户会遇到插件无法安装情况。

2017年5月网络培训课程安排如下(或关注ProQuest LibGuides):

参加方法:请于每场培训开始前点击登陆链接:http://webmeet.263.net/ 并输入您的姓名及参会人密码:85445556

因本月培训师现场培训任务较多,有可能出现临时课程调整。如带来不便深表歉意

序号 日期 北京时间 日韩时间 澳洲时间 讲座主题 主要涉及产品
1 2017/5/2 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球商业文献 ABI/INFORM Collection
2 2017/5/2 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用ProQuest平台高效检索全球全面的教育心理学期刊 ProQuest Psychology Database  & ProQuest Education Database
3 2017/5/3 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ebc高效检索和利用电子书文献 EBC
4 2017/5/3 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 高效利用APA美国心理学会权威信息资源 PsycARTICLES  & PsycINFO
5 2017/5/8 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索知名高校学位论文 PQDT博硕士论文文摘库
6 2017/5/11 11:30-12:00 12:30-13:30< 13:30-14:30 利用ebrary高效检索和利用电子书文献 ebrary
7 2017/5/12 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球农业、生物学文献 ProQuest农业生物全文库
8 2017/5/15 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球表演学文献 ProQuest音乐表演类数据库
9 2017/5/16 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球医学文献 ProQuest医学数据库
10 2017/5/18 11:30-12:00 12:30-13:30 13:30-14:30 利用ProQuest平台高效检索全球商业文献 ABI/INFORM Collection
11 2017/5/31 15:00-15:30 16:00-16:30 17:00-17:30 利用LION获取英语文学作品、文学批评与参考、教研资料等 Literature Online英语文学在线

读者对培训课程有任何建议或培训当中遇到任何技术问题,可发邮件至:Chris.Guo@proquest.com jim.wang@proquest.com 进行咨询。

研究者によるインポート件数が最も多い学術誌をご存知ですか。

ヒント:保健とサイエンス系の分野が学部生と大学院生に最も人気のある研究分野です。

文献管理ソフトを使うと参考文献の整理が簡単になり、適切なスタイルの文献情報を作成することができます。また、一部の文献管理ソフトは学術雑誌のようなデータソースから参考文献を検索する機能も備えています。

この方法を使えば、ウェブブラウザーを使用するよりも早く、効率的に情報を検索できるため、研究者は研究成果を上げるために必要な情報を探す最優先課題に集中することができます。

Refworksは多数のオンラインリソースの検索インターフェースとして機能し、多数のデータベンダーが提供する数百ものデータベースをサポートしています。インポートフィルタの開発を継続し、新しいフィルタが次々と追加されるため、学生や研究者はより優れた研究成果にするための豊富なリソースにアクセスすることが可能です。

さて、それではタイトルのクイズに戻りましょう。学生や研究者によるインポート件数が最も多い学術誌は何でしょう?

2013年第1四半期から2016年第3四半期にかけてのRefWorksの収集データによると、研究者によるインポート件数の多い上位10誌は次の通りです。

  • American Journal of Public Health
  • Archives of Physical Medicine and Rehabilitation
  • Circulation
  • Cochrane Database of Systematic Reviews
  • Journal of American Geriatrics Society
  • Lancet
  • Nature
  • Pediatrics
  • PLOS (Public Library of Science) One
  • Social Science & Medicine

なお、上記のリストは上位10誌を下から、または上から順に並べたものではなく、RefWorksにインポートされた回数が総体的に多い10誌を示したものです。これらの学術誌は上記の対象期間を通じて毎四半期、上位10位にランクインしています。これらの学術誌をインポートした研究者数は期間中に変動していますが、最も利用回数の多い学術誌には保健と科学に関する雑誌が常に含まれています。

このことは、あらゆる習熟レベルの学生や研究者の間で科学と保健関連の分野が最も人気のある研究分野であることを示しています。

National Center for Education Statisticsによると、2013~2014年に授与された187万件の学士号のうち、数の多かった上位5分野には保健関連専門分野、心理学、生物科学、生物医学が含まれていました。修士レベルでは、保健関連専門分野と関連プログラムが上位3分野に入りました。

インポート件数の変動は大学の年間スケジュールの影響によるものと思われます。科学と保健を専攻する学生の大半は夏季や年末年始には休暇中であるため、研究プロジェクトに取り組んでいる可能性は低く、したがってこれらの学術雑誌のインポート件数は減少します。ただ、このようなオフピーク時期にはRefWorksへのインポート件数は減りますが、保健・科学分野の大学院生や教員、卒業生、臨床研究者など大学が休みの時期にも研究を続けている上級研究者が上掲の上位10誌を定期的にインポートしています。

引用資料:
National Center for Education Statistics (2017). Bachelor’s Degrees Earned By Field: 1980 To 2015 [Selected Years] ProQuest Statistical Abstract of the U.S. 2017 Online Edition.

National Center for Education Statistics (2017). Master’s And Doctoral Degrees Earned By Field: 1971 To 2015 [Selected School Years] ProQuest Statistical Abstract of the U.S. 2017 Online Edition.

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医学研究者が従来のインデックス方法を用いた文献情報データベースを使用している場合、学術雑誌に掲載された表、図、画像をひと目見ただけでは分からない研究成果のエッセンスを見逃している可能性があります。

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