Archive for the ‘All International News’ Category

私にとっての人文科学 – Daniel Lewis (プロクエスト プロダクトマネジャー)

人文科学分野の自由なコミュニケーションの場を目指してプロクエスト日本支社がTwitter上で作ったコミュニティ、「#じんぶんカフェ」がいよいよスタートしました。プロクエストからも情報を発信していく予定ですが、そのひとつとして、弊社のプロダクトマネジャーから人文科学についてのコメントを定期的にお届けしようと思っています。第1回目は米国政府関連リソース開発に携わるプロダクトマネジャー、Daniel Lewisです。日本語訳は英語原文の下に続きます。


Daniel Lewis
プロクエスト プロダクトマネジャー
米国政府刊行物 歴史資料担当

【コメント原文】
Throughout my life, I have been interested in the study of history, one of the disciplines that is typically seen as part of the humanities. I remember that in the fifth grade, I read the book Johnny Tremain by Esther Forbes.

This book sparked an interest in history that has continued ever since. In more recent years, as both a student and as a product manager at ProQuest, I have had the wonderful opportunity to visit and conduct research at some of the most important libraries and archives in the United States, including the Library of Congress and the National Archives. When working in the Manuscript Reading Room of the Library of Congress, it is exciting to be able to work with and read documents signed by some of the most important figures in American history and world history. Looking at these documents makes me realize that history is the study of people; people that often triumphed in the face of challenges or who, by actions both small and large, managed to change the world. When I study history, I am inspired when I read these stories.

In my work at ProQuest, working on the History Vault product, I have been fortunate to play a part in the digitization of a wide variety of archival and manuscript collections. These collections document in amazing detail the actions of ordinary people who did extraordinary things, and in the process, changed the world.

Not only is it a great joy to engage with these documents every day at work, it is even more rewarding to talk to students and researchers who have used the documents in ProQuest products to craft their own research projects.

【日本語訳】
歴史は人文科学の典型的な分野ですが、私は歴史が好きでずっと興味を持ち続けてきました。今でも、5年生のときに読んだ、Esther Forbes著作のJohnny Tremainというヤングアダルト向けの歴史小説を思い出します。

この本を読んだときに生まれた歴史への情熱は今でも変わりません。近年では学生として、またProQuestのプロダクトマネジャーとして米国議会図書館や米国公文書などの米国でも有数の図書館でリサーチを進める素晴らしい機会に恵まれました。米国議会図書館の貴重書閲覧室で、米国史や世界史では有名な人物がサインした実物の文書を調べながら仕事ができるのは胸が躍る思いです。これらの文書を見ていて、歴史とは人を研究することに通じると気が付きました。それは困難に直面しながら勝利を収めた人や、程度の差こそあれこれまで世界を変えてきた人々についてです。歴史を研究するときに私がインスパイアされるのはこれらの物語を読み取るときです。

私はProQuestで提供するリソースのひとつ、History Vaultの開発に携わっていますが、幸運なことに様々なアーカイブ資料やマニュスクリプトを電子化する仕事に関わることができました。これらの資料では、世界を変えることになった普通の人々の行動が、驚くほど詳細な情報とプロセスとともに記録されています。

日々これらの文書に接することができる喜びはもちろんですが、リサーチプロジェクトのためにProQuestの製品であるこれらの資料を活用してくれた学生さんや研究者の皆さんと話をする機会に恵まれることも、さらに有意義なことだと感じています。


プロクエストのTwitterコミュニティ「#じんぶんカフェ」に皆さんも参加しませんか?人文科学分野を勉強中の学生さんや、ネットワークを広げたい研究者や図書館員のみなさん、また人文科学分野に興味のある方なら大歓迎です。詳細はこちらからどうぞ。

Humanities Matters-人文科学系Twitterコミュニティ始めます!

学生さんや研究者、図書館員のみなさまはもちろん、人文科学にご興味のある方、是非ご参加下さい!

※私にとっての人文科学(Humanities)- Daniel Lewis (プロクエスト プロダクトマネジャー
米国政府刊行物歴史資料担当)のコメント全文はこちらからご覧いただけます。

留学生のためのアカデミック・ライティングの手引き

米国の大学に入学願書を出す外国の学生は若くて勇気があり、たいていは将来に大きな夢を抱いています。あなたもその一人であるならば、あなたの努力とやる気を称賛します。私が特に勇気という言葉を出した理由は、海外で学ぶときに直面する様々な困難を知っているからです。

もし高校を卒業したばかりで米国への留学を計画しているならば、そのうちいくつかの困難に対して準備しておく必要があります。高校から大学に進学した際に、学部生が往々にして困難を感じる重要なことは、アカデミック・ライティングです。

留学生が心配するのは社会的環境や食べ物、気候などではなく、アカデミック・ライティングです。大半の留学生はアカデミックな小論文や学位論文に要求されるスタイルに慣れていません。しかも母国語ではない英語を使ってそれに取り組むのです。これを読んでいるあなたは、かなりの確率でそれに該当するでしょう。

他のことはひとまず横に置いて、この記事をよく読んでみてください。アカデミック・ライティングとは何か、どうすれば上手く書けるようになるか、ヒントが見つけられるはずです。

アカデミック・ライティングとは?

アカデミック・ライティングには小論文から学位論文まで幅がありますが、すべての大学で要求されるライティングのスタイルです。説得力のある論文を書くことは非常に難しいことですが、不可能ではありません。

この作業は長い時間と忍耐力を要し、幅広いリサーチが要求されます。優れたアカデミック・ライティングとは、特定の主題に関する総合的な研究である必要があります。読み終わった後に、読み手がそこに書かれている考えを容易に理解できるものでなければなりません。

留学生の場合は英語が分かりにくいという弱点があります。英語のネイティブスピーカーであればうまく論文にまとめることは簡単でしょうが、留学生にはそうは行きません。

留学生の大半はアカデミックな書き方にあまり慣れていないため、これは留学生にとって最大の課題になります。もしあなたが海外の学生であるならば、アカデミック・ライティングに対するアプローチとして役立つヒントがあります。

ヒント1:英語をうまく使えるようになる

あなたの英語が完ぺきであることは誰も期待しません。しかし、大学はあなたに上達するための最善の努力を尽くすことを期待します。つまり、語彙、文法、スペリングなどの力を高めるということです。

これは読み書きを毎日続けることで実行できます。時間をとって自分のテーマに関する一流の学術書を読み込めば、単語や概念を増やすことができます。毎日時間をとって一定量の文章をアカデミックなスタイルで書けば、もっと簡単に単語や概念を増やせるでしょう。

また、特定のテーマのための書籍を読み始めることもできます。文章が下手ならば、それに関する本を手に入れましょう。また、あなたのテーマのリサーチ方法が分からなければ、それに関する本があります。それを探し始めましょう!

ヒント2:ハウツーものをできるだけ多く読む

ほとんど何でもインターネット上で見つかるのですから、アドバイスも探してみましょう。この記事を読むだけでは力をつけるのに十分ではありません。何時間も読んだり練習したりする必要があるのですから、早速読み始めましょう。

専門家が書いたガイドをできるだけたくさん探し、学んだことすべてを使い始めましょう。専門家に教えてもらう方が自分で一から始めるよりも簡単です。

ヒント3:剽窃(ひょうせつ)しない

どの学生も剽窃(ひょうせつ)の問題を避けることはできません。あらゆるものがすでに存在するなかで、自分自身で何かを書くことは難しく感じるかもしれません。剽窃(ひょうせつ)とは他人から情報やアイデアを盗み、出典を示さずに自分自身のものだと主張することです。
正直な話、特にアカデミック・ライティングを目的とした剽窃(ひょうせつ)で捕まったりしたら、あなたにとってよい結果にはなりません。この問題を回避するためには、作業にとりかかる際に次のようなテクニックを使うとよいでしょう。

  1. 自分のノートを使って幅広い研究を集める(アウトラインを使う) 。
  2. ノートやアイデアをまとめて、課題の最終的なアウトラインを作成する(自分自身の言葉を使って) 。
  3. あなたがアイデアを得たウェブサイトや本を見直さずに、自分自身のスタイルで小論文を書く。最終稿を書くときには自分のノートだけを使う。
  4. 統計、調査、引用を使う場合には出典を示す。出典を実際に明記することで論文の信頼性が高まる。

ヒント4:フィードバックを受ける

誰でも自分の書いたものに関するフィードバックを集めることが必要です。フィクションであれ、ノンフィクションであれ、アカデミック・ライティングであれ、著者は読者がそれをどう評価するかを知る必要があります。

最もよい選択肢は、経験に基づいて支援・指導してくれるライティングのメンターを見つけることです。メンターは私たちの人生の中で非常に大きな役割を果たしますから、メンターを持つことは非常に重要です。今回の場合は、アカデミック・ライティングを得意とする友人や知人を探し始めると良いでしょう。次に、メンターになってもらう対価をどうするかを相手にはっきりと聞きましょう。

最後に

アカデミックな分野で一流のレベルに達するには努力、専念、継続性が必要です。あなたが留学生であれ、ネイティブの学生であれ、自分自身を高めなくてはなりません。良い成績をとり、必要条件を満たすことは難しいことです。だから、誰もができることではありません。

あなたが本当にアカデミック・ライティングのスキルを高める努力をするならば、ここに挙げた4つのヒントにそって、役に立つ資料を根気強く探し続けて下さい。継続的な学習と行動が進歩につながります。

NAACP Papersが示す、書店経営者の活動家の裁判記録

刑事司法制度との戦いの詳細を研究者に提供する貴重な一次資料

ProQuest History VaultのNAACP Papersは、活動家マーティン・ソスターの緊迫した裁判に関する詳細な記録を収録し、法律、歴史、アフリカ系アメリカ人研究で貴重な情報を豊富に利用することができます。

急進的な書籍を扱う書店が強制捜索を受ける
ニューヨーク州バッファローの主に黒人が多く住むイーストサイドで、1週間も暴動が続いた事件からわずか2週間後の1967年7月15日夜半過ぎのことです。バッファロー市警とニューヨーク州警察、連邦法執行官のグループがマーティン・ソスターの経営するアフリカ‐アジア関連の書店に入ってきました。

いったい何が起こったのか、当時書店にいた者の意見はみな異なります。警官がソスターを襲撃したのか、ソスターが警官を襲撃したのか、いずれにせよ強制捜索の最後に警察はソスターと同僚のジェラルディン・ロビンソンとその他3人を逮捕しました。警察はソスターに、暴動と放火と麻薬の所持・販売を扇動し、逮捕に抵抗した容疑をかけました。その後大陪審は、麻薬に関する容疑と第2級暴行罪でソスターを起訴しました。

ソスターは最初の刑事裁判で、この出来事について、急進的な政治関連書籍を専門としていた彼の書店を閉鎖させるための警察のでっちあげだと繰り返し主張しました。しかし、ソスターは1968年3月に懲役30~41年の判決を受け、6月にグリーンヘイブン刑務所の独房に収監され、そこで13カ月を過ごすことになります。

ProQuest History VaultのNAACP Papersコレクションには、重要で興味深い多くの刑事裁判の資料がシンプル見つけやすいように編集されて収録されていますが、マーティン・ソスターの裁判はその一例にすぎません。

NAACP(全国黒人地位向上協会)の弁護士と衝突するソスター
ソスターの刑事裁判記録「People v. Sostre」には緊迫した法廷の様子がわかる裁判記録や、ソスターが獄中で提訴した5つの裁判の資料が含まれています。また、ソスターとNAACPの弁護士ジョーン・フランクリンの往復書簡も含まれています。NAACPはソスターの同僚であるジェラルディン・ロビンソンの代理人となり、ソスターは1968年5月にフランクリンと手紙のやりとりを開始しました。

当初、NAACPとソスターの意見は一致していました。フランクリンがNAACP評議会のロバート・L・カーターに宛てた1968年7月のメモによると、フランクリンにはバッファロー市警が「バッファローで最も声高に主張している黒人過激派を抹殺するため」の作戦を展開しているように見え、ソスターの裁判と警察がエルドリッジ・クリーバーやヒューイ・ニュートン、リロイ・ジョーンズといったその他急進派のアフリカ系アメリカ人をターゲットにしていることを比べています。また、フランクリンは「合法的なやり方で政治的動機から黒人社会を攻撃すること」をくい止めるために、NAACPがソスターに代わって関与することは合理的だと主張しています。(1)

しかし、その2年後にはソスターはフランクリンが「右傾化した」と非難し、1970年7月には彼の裁判から手を引くよう要求しています(2)。さらに、1970年8月にはNAACP常任理事ロイ・ウィルキンスに手紙を書き、NAACPが「黒人大衆」を見捨て、「白人の人種主義的迫害者を助けている」と非難しています(3)。

しかし、NAACPはソスターからこのような手紙を受け取ったにもかかわらず、裁判に関する資料の収集を続け、ソスターの主張するでっちあげが最終的に明るみに出たときの資料も結果的にその中に含まれることとなりました。1973年、警察側の資料提供者アルト・ウィリアムズが自分自身の法的問題を回避するために、警察がソスターを陥れたことを認めたのです。

NAACPの資料やビデオ、また過去の新聞、電子書籍やその他の資料から得られる多くの視点
ソスターの裁判はそれ自体が人々の関心を呼ぶ研究テーマであるだけでなく、刑事司法制度における差別や警察の暴力、1960年代の暴動、NAACPと急進派・急進的組織の関係などといった多くの重要な問題を提起しています。これらはすべてProQuest History Vaultに収録される、専門家が選び抜いたNAACP Papers and Black Freedom Struggleコレクションで調べることができます。

また、Alexander Street’s Black Studies in Videoに収録された映像「Frame-up! The Imprisonment of Martin Sostre」では別の視点から見たソスター裁判を知ることができます。このドキュメンタリーは1974年にジョエル・スーカーが監督し、パシフィック・ストリート・フィルムが制作したもので、ソスターの上訴とアルト・ウィリアムズが提出した証拠に関する議論が収録されています。

ProQuest Historical Newspapers、電子書籍、学術雑誌、学位論文などの多様なリソースからもソスターの裁判に関する情報を多角的な視点から調べることが可能です。

ProQuest Historical Newspapersでマーティン・ソスターを検索すると、The New York Times、Boston Globe、Philadelphia Tribune、Baltimore Afro-American、New York Amsterdam Newsなどの新聞から178件の検索結果がヒットします。また、この裁判はProQuestから提供している電子書籍「Shaping Constitutional Law: The Example of Prisoners’ Rights」でも取り上げられており、さらに詳細なリサーチが可能です。

黒人史を新たなリソースで調査する
History Vault
18世紀から20世紀までの米国史でも重要性が高く、広く研究されているテーマについて幅広い記録を収録したリソースです。

Black Thought and Culture
アメリカの250年の歴史の中で主要な黒人指導者達が書いた事実に基づく記録を約10万ページ収録した、ランドマーク的な電子コレクションです。

Black Studies in Video
米国におけるブラックカルチャーの発展を調査したコレクションで、受賞歴のあるドキュメンタリー、ニュース映像、インタビュー、記録映像を収録しています。

Black Historical Newspapers
ハーレム・ルネサンスや公民権運動といった大々的な活動から日常生活の出来事までを収録しており、主要な資料から外れやすく、また過小評価されていた視点や情報にアクセスできるこれまでにないコレクションです。

– African-American Studies Ebook Collection…Ebook Centralに初収録

参考資料
1. ProQuest History Vault, NAACP Papers: The NAACP’s Major Campaigns–Legal Department Files, People v. Sostre possession of narcotics case, general case material, March-July 1968, Folder ID 100243-029-0711
2. ProQuest History Vault, NAACP Papers: The NAACP’s Major Campaigns–Legal Department Files, People v. Sostre possession of narcotics case, general case material, January 1960-December 1972, Folder ID 100243-030-0492 and Folder ID 100243-030-0600
3. ProQuest History Vault, NAACP Papers: The NAACP’s Major Campaigns–Legal Department Files, People v. Sostre possession of narcotics case, general case material, July-October 1970, Folder ID 100243-030-0600

2017年3月28日にACRLウェビナー、How Does the Past Inform Today? Key Primary Source Collections for Research in Social Movements を開催します。特別ゲストとしてThomas DublinとKathryn Sklarが参加する予定です。ご参加可能な方は是非ご登録ください。

また、History VaultBlack Thought and CultureBlack Studies in Video Black Historical Newspapersのお問い合わせやトライアルも承っております。プロクエスト日本支社までお問い合わせください。

プロクエストモバイルサイト

トライアルリクエスト

 

 

「ポスト真実」と「フェイクニュース」の時代における図書館の役割

調査報告書「Toward an Information Literate Society」公開中

The Oxford Dictionary 2016年流行語大賞:ポスト真実

ほんの1、2年前までは、ポスト真実や「フェイクニュース」といった言葉が一般には使われていなかったとは、驚きです。

しかし、実は次のような多くの前例があります。

  • Christian Science Monitorによると、1992年にイランコントラ事件に関するNationの記事で「ポスト真実」という言葉が最初に使われたとされている。
  • GoogleとWikipediaはでたらめや未確認の内容を掲載し、10年以上にわたり図書館員や教育者、学生にとって害悪となっている。(実際、The Vergeによると、「[選挙後]数時間のあいだ、Googleで選挙結果を検索すると、トランプ氏が一般投票で勝利したという嘘が書かれた小さい不審なブログが最初に出てきた」という。)
  • 10年前、テレビ番組「Colbert Report」に出演するStephen Colbertは「truthiness(真実っぽさ)」という言葉を作り出した。これは「事実による裏付けがなくても、真実と感じられることを信じること」と理解されている。
  • 刺激的で誤解を招くタイトルをつけた釣りタイトルと呼ばれる記事のせいで、大勢のネットユーザーがウェブサイトを疑うようになった。
  • さらに、ソーシャルメディアの普及によりウイルスを含んだスパムやねつ造が広がっている。

昨年はポスト真実や偽ニュースの概念が劇的に拡大し、英国のEU離脱やアメリカ大統領選挙によって広く知られるようになりました。Pew Research Centerによると、2016年には成人の約62%がソーシャルメディアでニュースを知り、2012年の49%(質問はわずかに異なる)から増えています。

このようなユーザーが最もよく引用するプラットフォームはFacebook、ツイッター、Redditで、彼らの大半はこれらのサイトで別のことをしているときにニュースを「偶然見つけて」います。

「問題は、Facebookのニュースフィードでは本物のニュースとその他のあらゆるものがごちゃまぜになっていることだ」とc/netは述べています。「その中にはクリック数を増やすためにニュースを装っているウェブサイトの記事も含まれている。それだけでなく、人々がよく見るWall Street Journalの記事のリンクをクリックするだけで、Facebookはこれと同じ基準を満たしていないサイトの関連記事を表示する場合がある。」(Facebookは2016年11月、第三者による確認や偽ニュースの報告を容易にするなどの偽ニュース対策を導入すると発表。)

リファレンスデスクから見えるもの
図書館員は偽ニュースに効果的に対処できるのでしょうか?どのような試みであろうと簡単なことではないはずです。

「あまりにも多くの情報が氾濫しているため、質の高い情報がどこにあるのかを見極めることがだんだん難しくなっています。」これはThe Vergeに掲載されたUniversity of IllionisのProfessor Nicole A. Cookeのインタビューの一部です。

「以前は学生に『ウェブサイトはどんなふうに見える?ノートパソコンを使って自分で作れるように見えるか、それとも裏に企業がいるように見えるかな?』と尋ねていましたが、新しいサイトは非常に良くできていて、インターフェースも非常になめらかなため、我々が信頼できるものとみなす情報源に非常に良く似ている場合があります。」

Library Journalのブログ「Annoyed Librarian(図書館員の悩み)」には次のように綴られています。理論上、「図書館員が偽ニュース対策で果たせる役割があるのではないでしょうか。図書館が結集すれば事実を確認するためのリソースを必ず持っているわけだから、Facebookを撃退することくらいできるはずです。ただし、それを見るのはそういう意見をすでに持っている人だけで、それがFacebookに対する不満のひとつでもあるのです。」

情報リテラシー向上のための対策
200名以上の図書館員を対象としたProQuestの新しい調査では、図書館の情報リテラシーの目標と課題が明らかになりました。こちらから調査報告書のダウンロードが可能です。

Stanford Universityの調査で明らかになったように、学習環境にいる中学生の82%が「広告に分類される『スポンサー付きコンテンツ』と本物のニュース記事を区別できない」のならば、図書館員は情報リテラシーを高めるための対策を講じることができます。

  • 「広告に分類される『スポンサー付きコンテンツ』と本:「非常にわいせつなタイトルや刺激的なものを見ると、人はそれを確認もせずに転送したくなることがあります。しかし、これは複数の場所に掲載されているのか、Facebookにしか掲載されていないのか、ということを確認する必要があります」とNicole Cooke教授は指摘しています。
  • また、University of CambridgeでResearch & Support Librarianを務め、「Cardies & Tweed」というブログを書いているGeorgina Croninは:「自分がアウトリーチするタイプの人間でないならば、ユーザーをそういうタイプの人につなぎましょう。(中略)ソーシャルメディアのアカウントで良質なリソースをシェアし、リテラシーやソーシャルメディアの利用法やクリティカル・シンキング(批判的思考)を効果的に教えるセッションを開いて手本を示し、コミュニティのスキルを高めましょう。」とコメントしています。

良質なリサーチのための対策
学習課題に取り組む学生や情報を探す一般利用者にとって、図書館は今でも「安全な場所」であり、十分な情報に基づく結論を導くための事実の収集場所です。

  • オープンウェブ検索は、サイトのAbout usやプライバシーポリシー、掲載記事の日付や追跡が簡単な著者の資格といったシンプルな情報であっても、信頼できるコンテンツであると確認するのに役立ちます。
  • グローバルな情報源から賛否バランスのとれたコンテンツを収録しているProQuest SIRS Issues Researcher(Library Journal受賞、CODiEの最終選考進出)などのリソースを利用することは、中学生レベルでも信頼性が確認されたコンテンツでクリティカル・シンキング育成を助けることができます。
  • ProQuestのResearch Companionは、ACRLの情報リテラシーおよびCommon Core English Language Artsの基準をいずれも満たす研究者・教育者のためのクラウドベースの情報リテラシーソリューションで、受賞歴もあり、安心して導入することができます。

トライアルリクエスト

プロクエストモバイルサイト

ProQuestでは、SIRS Issues ResearcherResearch Companionの詳しい資料、ご説明、トライアルを承っております。お気軽にご連絡ください。

2017年3月ProQuest网络讲座安排

为了使贵校读者能够更好的利用外文电子资源,进一步提高贵校电子资源的使用率,ProQuest推出了“ProQuest网络课堂“。每场培训均为网络实时进行,无IP限制,无需注册。期间可针对ProQuest产品提出问题并与ProQuest培训师及其他用户进行实时交流。

为了保障培训质量,每场培训仅提供19个参与名额,培训机会先到先得,以登录时间先后为准

参与方式

参加方法:请于每场培训开始前点击登陆链接:http://webmeet.263.net/ 并输入您的姓名及参会人密码:67918363

注意事项

  1. 首次登陆可能需要较长时间(建议提前10分钟登陆)来测试及进行初始化配置。
  2. 读者需要扬声设备如耳机或音箱来接收培训音频。
  3. 请使用IE或360浏览器等进行登陆,部分火狐或Chrome用户会遇到插件无法安装情况。

2017年3月网络培训课程安排:

日期 时间 讲座主题 主要涉及产品
2017/3/6 15:00-15:30 利用ProQuest平台高效检索全球医学文献 PHMC健康与医学大学
2017/3/7 11:30-12:00 利用ProQuest平台高效检索全球商业文献 ABI/INFORM Collection
2017/3/8 11:30-12:00 利用ebc高效检索和利用电子书文献 EBC
2017/3/8 15:00-15:30 利用剑桥科学文摘高效检索全球科技信息 剑桥科学文摘(原CSA)
2017/3/9 11:30-12:00 利用ProQuest平台高效检索知名高校学位论文 PQDT博硕士论文文摘库
2017/3/9 15:00-15:30 高效利用APA美国心理学会权威信息资源 PsycARTICLES & PsycINFO
2017/3/10 11:30-12:00 利用ProQuest平台高效检索全球商业文献 ABI/INFORM Collection
2017/3/10 15:00-15:30 利用ProQuest平台高效检索全球全面的教育心理学期刊 ProQuest Psychology Database & ProQuest Education Database
2017/3/13 11:30-12:00 利用ebc高效检索和利用电子书文献 EBC
2017/3/13 15:00-15:30 利用ProQuest平台高效检索全球生物农业文献 ProQuest生物农业期刊库(原PAJ PBJ)
2017/3/14 11:30-12:00 利用ProQuest平台高效检索知名高校学位论文 PQDT博硕士论文文摘库
2017/3/14 15:00-15:30 利用DNSA获取美国对其他国家外交、军事政策的第一手资料 Digital National Security Archive 解密后的美国国家安全档案
2017/3/15 11:30-12:00 利用ProQuest平台高效检索和利用外文文献 ProQuest平台功能
2017/3/15 15:00-15:30 利用ProQuest平台高效检索全球历史与政治文献 ProQuest History Vault历史档案资料专题数据库
2017/3/16 11:30-12:00 利用ProQuest平台高效检索全球商业文献 ABI/INFORM Collection
2017/3/16 15:00-15:30 利用LION获取英语文学作品、文学批评与参考、教研资料等 Literature Online英语文学在线
2017/3/17 11:30-12:00 利用ebc高效检索和利用电子书文献 EBC
2017/3/27 15:00-15:30 利用ProQuest平台高效检索全球农业、生物学文献 ProQuest农业生物全文库

读者对培训课程有任何建议或培训当中遇到任何技术问题,可发邮件至:Chris.Guo@proquest.com 或 jim.wang@proquest.com 进行咨询。

ProQuest Day 2017 開催します!

2017年のテーマはCURATE・SIMPLIFY・CONNECT!

煩雑になりがちな電子リソースを効率的に導入し、シンプルに利用者に伝え、学術生産性を高めてもらうには? ヒントが満載の1日です!
また、今年はぬりえラリーを開催!各会場にご参加のみなさまと一緒にぬりえを完成させるプロジェクトを行います。まずはご予定を空けて続報をお待ちください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロクエストモバイルサイト

 

 

 

 

 

What’s New from ProQuest

New resources from ProQuest, Ex Libris and Alexander Street
curate content, simplify 
workflows and connect communities
so you 
can inspire extraordinary outcomes.

Curated content, simplified workflows and deep connections within every community –
the pillars of ProQuest’s commitment to every librarian, researcher, educator,
professional and creator we encounter are vividly personified in the extraordinary
stories you’ll find in our new brochure. We hope you feel as much pride in their
accomplishments as we did.

Download the brochure and tell us your story…

ProQuest enables people to change their world in ways large and small. What extraordinary story has your library inspired? Tell us and we’ll be glad to share it with ProQuest customers worldwide!


EXTRAORDINARY STORIES

Doctoral candidate Zack Turpin uncovered a series of 19th-century men’s fitness articles under the title “Manly Health” by Mose Velsor – the pseudonym of American poet Walt Whitman. A fan of ProQuest Historical Newspapers, Turpin searched on “Mose Velsor,” and his findings proved illuminating in understanding a critical period in Whitman’s career.


Professor Matt Delmont created an acclaimed digital project, “Black Quotidian,” populated with archival articles from newspapers digitized in the ProQuest Historical Black Newspapers collection. “Reading Black newspapers is a way into a richer history, where struggle was a part of everyday life, but not always dominant in peoples’ minds,” he says.


In 2004, Vilsoni Hereniko wrote and directed “The Land Has Eyes,” a tribute to Rotuma, the Polynesian island where he was born and raised. The movie toured the film-festival circuit before vanishing from sight. Then, Alexander Street discovered “The Land Has Eyes” and gave it a new life as part of a ProQuest curated anthropology collection for scholars everywhere.

 

 

集団虐殺の証言ビデオから貴重な洞察を得る学生

「これらの証言は過去の出来事を歴史という領域から、人間の領域に置き直すものです」
– Amy Simon, Michigan State University

集団虐殺を生き延びた人々の証言ビデオを利用して、様々な研究分野の学習や研究で新たな洞察を得ようとしている大学は増えており、Michigan State Universityはそのような大学のうちのひとつです。同大学は学生、職員、研究者にUniversity of Southern California(USC)Shoah Foundation’s Visual History Archive*を提供しています。これは集団虐殺の目撃者と生存者の目撃証言を集めた世界最大のコレクションですが、現在ProQuestから提供しています。

「ホロコーストの生存者と直接話せる時代は終わりつつあり、口頭証言はホロコーストに関する極めて重要な歴史的・情緒的真実を提供しています。」Michigan State University(MSU)のWilliam and Audrey Farber Family寄付研究教授としてホロコーストと欧州ユダヤ人史を研究するAmy Simonはこのように述べています。

彼女はさらに、「様々な分野の教員が、このアーカイブを通じて研究を深めることに関心を持っています」と語ります。「私達はみな、歴史、言語、経済、トラウマ研究、文学などの研究をまとめる際に、この口頭証言で従来利用してきた文字資料を補完したいと考えています。私達の多くは授業でもこれらの証言を利用し始めており、学生に自分自身の研究でそれらを徹底的に調べるように指導しています。

この特徴的な一次資料を利用してMSUの学生がどのように研究や学習を深めているのか、Simon教授に詳しく説明してもらいました。

Q:様々な分野の教員がVisual History Archiveを通じて研究を深めることに関心を持っているとのことですが、どのように活用されているのか、いくつか実例を挙げて下さい。
A:農業・食糧・資源経済学部のある教授は、この証言を集団虐殺の経済学を検証する目的で使っています。言語学・語学部のある教授はドイツ語の授業で使用しています。

Q:授業ではどのようにこの口頭証言を利用し、学生によるリサーチでの利用を促していますか。
A:私は学生を図書館に連れて行き、このアーカイブのアクセス方法や利用方法を図書館員が説明する入門コースに参加させました。

それ以降、多くの学生がこの口頭証言を一次資料として使って研究プロジェクトを進めています。テーマはホロコースト後の宗教や、ホロコースト回想録を執筆するきっかけなどです。

Q:あなたが授業でこのアーカイブを使用した例をいくつか挙げて下さい。
A:先学期の初めに、私はブーヘンヴァルト強制収容所を解放した米軍兵士のうちの一人の証言をクラスで見せました。その兵士は情景や臭い、仲間の多数の兵士の信じられないような反応を説明してその場の恐怖を表現しました。

強制収容所の実際の目撃者を見て、話を聞いた学生は強い情緒的インパクトを受け、ホロコーストの非道さをより深く実感できました。

Q:「Visual History Archiveの証言は学生にどのような影響を与えていますか。学生と資料のつながりはどうですか。」
A:これらの証言は過去の出来事を歴史の領域から取り出し、人間の領域に置き直すものです。
生存者や目撃者の情緒的な反応を経験した学生は情緒的な影響を受けます。その結果、学生は個人的なレベルで証言とつながるようになります。また、インタビューの最後にしばしば家族のトラウマが続いていることが明らかになるのですが、学生はその話からも影響を受けています。

また、学生は、証言がすぐに理解できる要素と繊細な要素の双方において豊かな内容を含むものであることに気がついています。学生は生存者が表現する言葉や感情に注目するだけではなく、証言を行っている状況やビデオに映る家族にも反応しています。インタビューは通常、生存者のリビングルームで撮影されているのですが、学生は背景に写った写真などについてコメントします。このような細かい観察から、学生は結論を導き、自分が見たものと個人的なつながりを持つのです。

* Visual History Archive
このコレクションは、ホロコースト(1939~1945年)、アルメニア人大量虐殺(1915~1923年)、南京大虐殺(1937年)、ルワンダ・ツチ族虐殺(1994年)、グアテマラ集団虐殺(1978~1996年)の生存者と目撃者がUSC Shoah Foundation Institute for Visual Historyに体験を語った2時間のインタビュー動画を5万4,000件収録しています。

ProQuestはUSC Visual History Archiveと連携し、これら口頭証言ビデオとすべての証言のトランスクリプトをアーカイブに適した品質で提供する唯一のベンダーです。USC Visual History Archiveのデモンストレーションビデオと詳細はこちらからご確認いただけます。

画像:
撮影者の説明:生き残ったB1キャンプ収容者の様子
撮影地:ビルケナウ強制収容所
撮影者の場所説明:ポーランド、オシフィエンチムで1992年6月に撮影
撮影者:Duane Mezga
撮影国:ポーランド(国)
州:シロンスク(県)
市:オスフィエンチム(居住地)
URL:https://dmhsp.lib.msu.edu/islandora/object/dmhsp%3A587

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新聞が報じた公民権運動のシンボル

「教育の役目は徹底的に考え、批判的に考えることを教えることだ。知性と人格‐これが真の教育の目指すところだ」
‐マーティン・ルーサー・キング牧師

バプテスト派の牧師であり、人道主義者で公民権運動の象徴的リーダーでもあるマーティン・ルーサー・キング牧師は、米国史の中でも最もよく知られ、称賛される人物の一人です。キング牧師の生涯や彼の教え、功績については多くの本が書かれ、映画や歌も作られてきました。小学生でもキング牧師の最も有名な演説の一部を引用できます。キング牧師の誕生日である1月16日には毎年、国内各地で地域の特別なイベントが開かれ、キング牧師をしのぶ記念日となっています。

これほどの有名人を研究することの難しさは、多くの人がキング牧師のことを良く知っているものの、結局のところその知識は映画で見たり、本で読んだりした経験によるものであり、歴史的視点から見たときに避けられない偏見と憶測があることです。これは良いことでもあります。なぜならキング牧師が偉大な功績を残したおかげで、私たちは公民権運動以前の生活が実際にどのようなものであったかを想像することすら困難な時代になったのですから。

しかし矛盾するようですが、それは同時にあの激動の時代にキング牧師が成し遂げた功績の偉大さを私たちが完全に理解することも難しくしているともいえます。私たちは英雄としてのキング牧師を知っていますが、公民権運動の指導者として頭角を現し始めたばかりの1950年代に、彼は人々からどのように見られていたのでしょうか。若い頃の彼を知り、思想家・非暴力主義者として国際的にも名声を高めていく彼の姿を見ていた友人や家族は、彼をどのように見ていたのでしょうか。

ProQuest Historical Newspapers and Black Historical Newspapersなどの一次資料は、英雄となったキング牧師を当時の視点や仲間の視点から理解するうえで貴重な洞察を与えてくれます。

そのいくつかの例として、1950年代半ばにキング牧師が積極的行動を開始し、公民権運動の指導者として頭角を現した頃の様々な新聞記事を見てみると、メディアでのキング牧師の描かれ方は一様ではありません。

‐1955年6月18日付のAtlanta Daily Worldの短い記事は次のように書いています。「マーティン・ルーサー・キング・ジュニアは1955年6月5日に26歳の若さでボストン大学で組織神学の博士号を取得した。」この記事では、彼の学歴とアラバマ州モンゴメリーのデクスター・アベニュー・バプテスト教会の牧師であることが強調されています。しかし、この6カ月後に起こる、状況を一変させる出来事の徴候は全く見られません。

1955年12月5日、人種分離に反対する米国初の大規模デモとなったモンゴメリー・バス・ボイコット事件が発生し、そこから20世紀の米国公民権運動が始まりました。この日はローザ・パークスが市営バスで席を譲ることを拒否した件に関する審問が行われた日でした。ボイコットは381日間続き、これを主導したのは博士号を取得したばかりの若い牧師でした。

‐モンゴメリー・バス・ボイコット事件は平和的抗議活動を象徴する出来事でしたが、1956年1月31日付Atlanta Daily Worldの記事ではキング牧師は「戦闘的なバプテスト派牧師」と書かれています。「キング牧師、スピード違反で逮捕」という見出しで始まるこの記事には、前の晩にキング牧師の家が放火され、ひどく損傷したことがごく小さな小見出しに書かれています。

この記事によると、警察はキング牧師が時速25マイル制限の区間を時速30マイルで走っているところを追跡し、それを理由に告訴しました。「警察が戦闘的な牧師を逮捕する現場を大勢の人が取り囲んだ」とあり、キング牧師はすぐに釈放されました。彼は警察の主張を否定し、この事件は「市民の自由な交通システムを分断する」ために、3日間で少なくとも100枚切られた交通違反切符の1枚だと記者に語りました。

キング牧師を含め、告訴された人々の多くが相乗りプログラムに参加しており、バス乗車をボイコットして抗議する市民に代替的な交通手段を提供していました。

‐春になってもバス乗車のボイコットは続き、1956年3月21日付New York Times特集記事に書かれたように、「学識を持ち、27歳とは思えないほど成熟した物腰の柔らかな男」であるキング牧師への関心は次第に高まっていきました。「伝統に対する闘い」というタイトルのこの特集記事は、モンゴメリーでキング牧師を中心に行われている人種分離抗議活動の若きリーダー達を認めています。

「キング牧師はバプテスト派の牧師で、南部の偉大な伝統である反復的で響き渡る雄弁術を持っている」と紹介されています。「彼はクライマックスになると情熱を込めて説教壇を叩き、聴衆は彼の信念の深さに圧倒されている。

彼の信念とは、すべての人間は基本的に善であり、その性質上、最終的に善は悪に勝利するのであって、人種分離はそのあらゆる側面において悪であり、したがって最終的には廃止されなければならない、というものである。

いかなる犠牲を払っても人種分離を守ることを公式に表明している州の真ん中で、彼は公然とこの信条を教え続けている。」

‐連邦最高裁判所は最終的にモンゴメリーの市営バスシステムの人種分離撤廃を命じ、キング牧師は公民権運動の傑出した全国的指導者として台頭しました。世界中の人々がキング牧師のことをもっと知りたいと願い、New York Amsterdam NewsやBaltimore Afro-Americanといった黒人新聞は、友人や家族へのインタビューを含め、キング牧師の素顔に関する詳細な記事を書きました。

「アトランタに生まれ、有名なモンゴメリー・バス抗議活動の強力なリーダーとして世界的な名声を獲得した若者として、マーティン・ルーサー・キング牧師についてはすでにさまざまな神話が生まれつつある。彼の功績の偉大さが最終的に認識されれば、神話はさらに増えるだろう。」Baltimore Afro-Americanは1957年6月15日付の「彼は決して戦いを好まなかった」という見出しの記事でこのように予言しています。

「しかし、アトランタの幼なじみたちが、広まる前になくなってほしいと思っている、ある神話がある。」

その神話とは、キング牧師が子供ながらにいじめに耐え、愛はすべてに勝つことを教えたというものでした。しかし、大学時代の友人や兄弟たちは「ツイード」(キング牧師のニックネームの一つで、若いころツイードのスーツを欲しがったことに由来する)が「普通のやつ」だったことを物語る、楽しくて滑稽な思い出を披露しています。彼はガールフレンドが多く、「ダンスが本当にうまくて」、レスリングをするとグループの中で一番強く、時には兄弟対決もしたそうです。

そして、彼は何のためらいもなくいじめっ子に立ち向かったといいます。

キング牧師が小学三年生のころの思い出を弟が語っています。「ある日、私は何人かの子にひどい目に遭わされました。兄が帰宅してその話をすると、兄は相手と喧嘩するのではなく、話していました。それも、面と向かってきちんと話していました。」

History Vault: The Black Freedom Struggle in the 20th Century and the NAACP Papersなど、黒人史に関するその他のコンテンツはこちらをご覧ください。

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