学位論文の書き方 – パート2

パート1はこちらをご覧ください。

さあ始めましょう
研究者の世界まで続く旅路に乗り出すのですから、粘り強く、かつ構成を意識して進めていきましょう。。この気持ちを保ち続けるためには、粘り強さとモチベーションが続くような適切なテーマを選ぶ必要があります。あなたが本当に一生懸命になれることをテーマに選ぶべき理由はそこにあります。退屈なテーマよりも興味のあることの方がはるかに楽に書けるでしょう?

次に、選んだテーマを進めるために、その「実行可能性」を教授に分析してもらいましょう。論文執筆にたけた人々の意見では、学位論文に適したテーマとは十分に範囲を絞り込んだ、具体的な問題に関するものだそうです。あまりにも範囲の広いテーマを選べば、200ページではすべてを書ききれないだろうとProesseywritingのChris Johnsonはコメントしています。

最後は構成です。良いアウトラインは不可欠であり、プロジェクト実施の様々な段階で手引きとなります。一般的なアウトラインは、研究の背景の説明、文献研究、手法、結果、考察の各章で構成されます。他の研究者のやり方を参考にすると、よい論文の例を知ることができるかもしれません。あるいは、インターネット上の信頼のおける情報源で論文のアウトラインの書き方を学ぶこともよいでしょう。

論文の書き方
ベストな論文を書くための秘訣をいくつか挙げてみます。単純なルールに従うだけで、論文の執筆を楽しめるようになります。

テーマが大事
調査されたことのない、新しいことに関する知識を人々に与えるのですから、テーマの重要性を理解する必要があります。次のような文章を使うと、あなたの論文の重要性を説明することができます。

私は、読者の(     )に関する理解を広げるために、どのように/どの/なぜ(     )であるかを発見する目的で(     )を研究している。

具体的な問題または疑問に取り組む
学位論文を記述的調査だと考えるために書けない学生がいますが、このような観点で作業に取り組むことは誤りです。なぜなら、調査質問を検討しても考察を進めることはできないためです。考察は興味深くあるべきで、何かに関する既存の知識に挑戦するものでもよいのです。ですから、次の文章を論文に入れることを忘れてはなりません。

本学位論文は、(     )という問題(疑問)に関するものである。本研究は、(     )という現在の知識の溝を埋めるものである。

対話を作り、他の研究者に関連づける
あなたの観点を立証するためには、現在の知識を調べ、これまで行われてきたことと、より良い結果を得るために異なる方法で行われるべきであったことを特定する必要があります。そのために、他の研究者の論文を用います。

Xが行った類似の研究によって(    )が発見されたため、同研究は現在の研究に極めて有用である。XとXはいずれも(     )の研究に熟達しており、彼らの研究によって喫緊の課題であり本学位論文のテーマでもある(    )の存在が確認された。

一般的な課題を克服する

  1. 考察のための証拠の不足
    忘れてはならないのは、論文の読者に対して言えることは必ず見つかり、研究対象の問題について、より広い範囲での議論を必ず見つけることができるということです。あなたの研究テーマがより広い範囲の知識にどのように当てはまるか、最善を尽くして判断してください。そして、「なぜ、このためには用いられないのか?」、あるいは「この出来事はなぜ別の観点から解釈されなかったのか?」といった疑問を使ってテーマを問題化します。
  2. 適切なスタイル
    学位論文のスタイルは小論文とは若干異なることは事実です。しかし、標準的なアカデミックライティングのルールに従うことは同じであり、大学ごとの独自のルールがあるはずです。指導者に尋ね、ライティングスタイルに関する資料を入手しましょう。

最後に肝心なこと
学位論文の作成は、時間のかかる気の遠くなるような作業であり、真剣に取り組む必要があります。時間を上手に使い、ベストな学位論文が書けるように作業しましょう!

アドバイザー:Tom Jager
(Tom Jagerは法学と英文学の学位を持つプロブロガーで、多数の記事やオンラインジャーナルを執筆しています。G+ またはFacebookで彼の活動を紹介しています。)

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